この夏。八尾市内の高齢者のいる世帯に不審な電話が掛かってきているようです。個人情報を引き出された事以外の金銭的な被害は無いようですが、ここから得た個人情報は高齢者詐欺を実行するためのデータとして利用される可能性があります。
「お金を振り込んだ訳じゃないし。大したことないよね」と思ってしまうのは要注意!
特に一人暮らしのお年寄りの場合、相手が市役所を名乗り、丁寧な言葉遣いで自分を気遣うような話されると、色々と話をしてしまう可能性があります。身近なお年寄りに是非、お声掛けをお願いします。
高齢者への不審な電話は要注意!
不審な電話にご注意ください!
8月2日(火)午後、高齢者の方へ生活状況や身体状況をたずねる電話がありました。
市役所から電話で、理由なく個人の状態をお聞きすることはありませんので、心当たりがない電話や、不審に感じたら、すぐに指示には従わず、一旦通話や対応を終え、ご家族の方に相談する、もしくは八尾市役所高齢介護課までご連絡ください。八尾市役所 地域福祉部 高齢介護課 TEL 072-924-3854
不審な電話の事例
市民宅へ「八尾市福祉課 モリ」を名乗る男性から電話があり、「お一人暮らしですか」、「目は見えますか」、「耳は聞こえますか」といった質問を受けた。不審な電話がかかってきたら
市役所を名乗る心当たりのない電話、不審な電話がかかってきた場合には、次の対応をお願いします。・質問や指示にすぐに答えない。
・相手方の所属部署、担当課、担当者名をたずねる。
・連絡先をたずねる。
・ご家族の方もしくは市役所に確認する。お問合せ
八尾市地域福祉部高齢介護課
電話: 072-924-9360 ファックス: 072-924-1005八尾市HPより参照
まとめ
今のところ直接的な被害は出ていませんが、こういうタイプの情報収集はどんどんエスカレートしていく可能性があります。特に「振込詐欺には騙されないぞ!」と思っている方でも、直接的な現金の要求がない場合、警戒心が緩んでしまうようです。
市役所から電話で個人情報を聞き出すような事は絶対にありません。
「こう言う電話に気をつけてね」と一声かけるだけでも違ってくるかと思いますので、是非お声がけをお願いします。