西武八尾店の跡地に出来たリノアス八尾。ニトリ、シマムラ、無印良品、TSUTAYAなど沢山の店舗が入って賑やかになりましたね。
西武八尾店時代、8階レストランゾーンにあった「西武ホール」のあった場所に『みせるばやお』がOPENしました。
みせるばやおPR動画
ポイント
ものづくりの魂を次世代にも紡ぐため、そしてこの地域の魅力を後世の子どもたちにも伝えるために、八尾市内にある企業の方達の協力を得て出来た『みせるばやお』は、子どもたちがものづくりを楽しむことの出来るスペースとして誕生しました。
早速、偵察してきたのでご紹介しますね! ちなみに偵察日はOPEN後直ぐのお盆休み初日8月11日(土)です。
お願い
当サイトは基本的に「八尾市を応援する」と言うスタンスでいますが今回ちょっとだけ厳しい事を書かせて戴きます。関係者の方等、気分を害させるかも知れません。そういうのが苦手な方は今回はご遠慮戴いた方が良いかと思います。
みせるばやお
『みせるばやお』は近鉄八尾駅前の『リノアス』8階にあります。
駅から近いのが嬉しいですよね。駐車場、駐輪場もあるので、どなたでも足を運びやすいのではないかと思います。
みせるばやおのご利用には、ビジター会員登録料200円/年が必要です。
会員カードは体験する子どもさんだけでなく、付き添いの保護者の方も人数分だけ作っていただくことになります。
みせるばやおの会員カード
200円の登録料。
高いと思うか、安いと思うかは利用人によります。しっかり遊べばお得過ぎるくらいお得ですが、年齢やタイミングによっては「全く使えない」可能性があります。
小学校低学年くらいまでのお子さんが喜びそうなコーナー
みせるばやおの中心にあるテント。浪漫ありますね~。
テントの中には木馬ちゃんも。
子ども向けのボルダリング設備。これは子ども達に大人気でした!
写真は子どものいないチャンスに上手いこと摂れた写真。
自由に落書きが出来る黒板。壁一面書き放題なのが嬉しいですね。
ブロック的な玩具のあるゾーン。ここも人気でした。
小学校低学年以下のお子さんならかなり楽しめるかと思います。
物販コーナー
物販ゾーン。コンペイトウミュージアムコーナー。
八尾市内のメーカーさんが作った品質の良い服や化粧筆の物販コーナー。
木の玩具もあります。(写真は自由に遊べる見本品)この玩具。意外と難易度高かったです。大人も大人げなく楽しんでしまいました。
ハコモ(ダンボール遊園地)
2018年8月10(金)から8月23(木)まで開催のハコモ(ダンボール遊園地)
入場料
ポイント
- 子ども 600円
- 付き添いの大人 200円
小学校低学年くらいのまでのお子さんなら、かなり楽しめるかと思います。写真右奥は迷路コーナー。アリオ八尾にも同タイプの迷路が来るので体験された方も多いかも。
ダンボール関連の物販ゾーンはこんな感じ。ダンボールのペーパークラフトが購入出来ます。
体験ゾーン
VR体験ドーム。無料で中に入る事が出来ます。
VR体験ドームの中では壁や天井を利用して映像が映し出されます。
アリオ八尾等に来るドーム型のプラネタリウムをイメージすると良いかと思います。
ポイント
ただ、残念なことに上映していた内容はちょっと微妙でした。小さいお子さんには難しいし、そうかと言って子どもの食いつく内容ではない感じ。
付き添いで来ていたお父さんが1番熱心に観ちゃった…なんてパータンを見てしまいました。
こちらはスカラロボット操縦体験とのことでしたが、不具合があったのか、動いていませんでした。
八尾市の削りだし加工技術を体感するコーナー。
ポイント
金属が鋭く削られていて「凄い技術だな」と感心させられたのですが、鋭過ぎて危険です。内容を理解した小学校以上のお子さんなら問題ないと思うのですが、小さいお子さんに触らせるのは問題アリです。
しかも小さいお子さんが手の届く範囲にあるんですよね。
もし小さいお子さんを連れて行かれる場合は注意してあげてください。下手すると怪我しますよ。
まとめ
小学生の子どもを持つ親の目で見た『みせるばやお』は正直「利用するかどうか微妙だな…」と感じました。
プレイベントでは沢山のワークショップが開催されていた事は筆者も承知しています。また、今後もワークショップの予定があるのですが「いつ行っても楽しい場所」ではなさそうです。
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リノアス8階『みせるばやお』プレイベント参加者募集ですよ~。
今のところ、ワークショップは事前予約制。遠くからふらりと立ち寄ってもらったとしても、予約無しでは何も楽しめないのが現状です。
ポイント
お子さんが小学校入学前の場合、登録料の200円さえ払えば、暑さ寒さを凌げて「そこそこ遊べる」と言う意味では使い勝手が良いかと思います。ボルダリングとブロック的な玩具のコーナーだけでも、そこそこ遊べます。
『みせるばやお』に行ってみて思ったのてすが、ターゲットがブレブレなんですよね。
「子どもたちにワークショップを」と言うにしては、ワークショップは予約制でワークショップ対象年齢の子どもたちが、ふらりと立ち寄って楽しめる設備はありません。
常設の設備は小学生以下のお子さんが対象の物が多いのですが、それにしては危ない物が近くにあったりして配慮がなされていないのです。
「八尾市の企業が作った良いもの」にしても、手に取る親御さんは限られていました。小さいお子さんを連れて来場する場合、親御さんは自分の買い物なんてゆっくりしていられないんですよね。
- 八尾市の良い物や産業を紹介したいのか?
- 小学生以降の子どもが楽しめる施設したいのか?
- 子育て支援を兼ねた小学生以下の子どもが楽しめる場所にしたいのか?
今のところ『みせるばやお』はターゲットがブレブレ過ぎてイマイチ楽しめないんじゃないかな…と思いました。
…とは言うものの、手探り状態で新しいことを始めるとなると、最初から完璧に…と言うのは難しいかと思います。『みせるばやお』については、今後の発展に期待したいな…と思います。