今日は八尾市の地域情報とは少しズレてしまいますが、八尾市を中心にがん患者の家族の看病をしている家族を支援する活動をされている酒井たえこさんが出版された本をご紹介させて戴きます。
がん患者の家族を救う55のQ&A
作者の酒井たえこさんって、どんな人?
酒井たえこさんは1970年生まれ。
2005年にお父様をがんで亡くされています。
ご自身ががん患者の家族として苦しんだ体験から「看病をしている人の背中をさする人になりたい」と、がん患者さんを看病する家族を支援する活動を開始。
現在は「がん患者さんの看病をしている人のサポート協会」の代表として、八尾市を中心に支援活動をされています。
がん患者さんの看病をしている人のサポート協会HP
https://gankanbyou.jimdo.com/
がん患者の家族を救う55のQ&Aってどんな本?
題名の通り、がん患者を看病する家族の悩みに1つ1つ答えていく内容になっています。
治療について、病院や医師との付き合い方について、患者本人との関わり、看病する家族の心の悩み等、酒井たえこさんご自身の体験を踏まえて、丁寧に解説されています。
私はがん患者を看病した事はありませんが、父が肝臓病で8ヶ月間入院生活を送った上で亡くなっています。
入院した時点で助からない事は分かっていて、父が亡くなるまでの8ヶ月は辛い思いを経験しているのですが、その時にこの本があれば救われたのにな…と思いました。
この本は「がん患者の家族を救う」という題名になっていますが、重い病気を患う人を看病する家族を救う本だと思います。
看病の辛さを和らげるための知恵や工夫が満載なんです。
「どんな本か興味があるんだけど」と言う方は、ひとまず試し読みをオススメします。
本の公式サイトから試し読みが出来るようになっているので是非!
http://community-publishing.net/gankazoku/
まとめ
がんと言う病気は他の病気以上にWEBを検索すると様々な情報が溢れています。
中には「トンデモ科学」的な間違った情報もあるようです。
それだけに経験を踏まえて丁寧に書かれたこの本は実際に病気と向き合っておられる方やそのご家族の力になるかと思います。
酒井たえこさんは本の出版だけでなく、八尾徳洲会総合病院等でがんの勉強会や講座などの活動を行っておられますから、八尾市にお住まいの方はお近くで話を聞く機会があるかも知れませんね。
酒井たえこさんとがん患者さんの看病をしている人のサポート協会の今後の活躍に期待したいと思います。
八尾市の有名人
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